森林浴

sandwichman2006-04-19

 18日友人と案内人を頼んで、霧島山系こしき岳とひなもり岳の中腹を散策した。天気もよく大変気持ちのいい一日だった。
 途中の国有林(人工林)は、いたるところが伐採されていた。バットの森なる広大な植林地や檜の植林地も見た。鹿が悪さするらしく、周囲にネットがめぐらされていた。杉や檜の切り株や積み残しされた木屑が発する香りが実に心地よかった。少し踏み込むと少し肌寒くもあったがそれも中々良いものだった。
 途中にいくつもの沢があった。涸れているものもあれば、清水を蓄えたり、流れがあったりいろいろだった。どの沢にも去年の豪雨の仕業か、たくさんの流木が堆積していた。直径1mほどもある巨木が横たわっているところもだいぶあった。
 深深とした森の中で一息入れると実に気持ちのいいものだ。沢の清流の音も実に心地よい。都会の人たちがこういう場所を求める気持ちもわからないでもない。
 ただこんなところは簡単に出来たわけでもないし、手軽になりすぎてもいけない。ふーふーいいながら、自然に触れ、一汗かくからいいのじゃないかとも思う。100年以上はたって出来た森だ。大切にしなくては。また新しい森も創造していかなくてはいけないとも思った。
 久々の山歩きも少しは疲れたが、実に気持ちのいい一日でリフレッシュできた。勉強にもなった。